【コラム】愛を伝えよう!
創造と破壊
コロナで変わった。
後戻りしない変化も起きている。
コロナが沢山教えてくれる。
そんな時、日本を代表する脳科学の先生の言葉にショックを受けた。
「コロナウィルスが落ち着くまで、早くても3、4年はかかるでしょうね…」
不安…。
ダメージは3分位。(笑)
経営者であれば、コロナの影響が長引いた場合のために対策をしなければならない。
そこで今、何が起こっているのか?歴史を探ってみた。
生滅
なぜ、現象は変化するのか。
それは、生と滅のはたらきが私たちの生きる世界を支配しているからと、
大乗仏教では言っているようだ。
また哲人、中村天風は、
「宇宙の根源主体は、はかり知れない力とすばらしい叡智を、法則的に使い、絶妙な創造活動をしている。そしてあらゆるものを進化させ、大調和あらしめようとしている。」と教えている。
成長と進化を実現するには、停滞を防がねばならない。
そして、停滞を防ぐ手段として神は、新陳代謝を使って『創造と破壊』というはたらきをするようだ。
新陳代謝:新(しん)は新(あたら)しきもの、陳(ちん)は古いもの、
代(たい)は入れかわること、謝(しゃ)は捨てることを表している。
何が無くなり、何がどう変わるのか?数年後に、ハッキリと知ることができるだろう。
『創造と破壊』という働きを超えたところに目を向けてみよう。
変わらないもの
『創造と破壊』。新しいものが生まれ、古いものが無くなる。
だけれど、人間の最高の価値としての生き方、真善美は変わらないはずだ。
人としての理想を生きる『真善美』。
真とは?:社会の成長と貢献のために生きること
善とは?:無償の愛で、分け隔てなく接すること
美とは?:あらゆるものの調和
そう。『創造と破壊』とは、地球レベルで『美』、調和が起きているという事だと、私は思っている。
そして、コロナウィルスの影響が長引くなら、
私たち経営者は無理せず世の中の流れを傍観することが重要だ。
『急いては事を仕損じる』ということわざがある。
物事は焦ってすればするほど、冷静沈着に出来なくなるものだから、
焦っている時ほどじっくり落ち着き、考えて対処せよということ。
ソニーの創業者の一人、井深大氏は「能力とは自分自身を信じ抜く力である」と言っている。
そうだ。未来を信じて、今を一所懸命に生きよう。
アインシュタインの娘への手紙
「引力=愛」
1980年代の末、アインシュタインの娘リーゼルは、父親から彼女に宛てられた1400通の手紙を、
死後20年間は内容を公開しないという指示を添えてヘブライ大学に寄付をした。
これはそのなかの1通だ。
私が相対性理論を提案したとき、ごく少数の者しか私を理解しなかったが、私が人類に伝えるために今明かそうとしているものも、世界中の誤解と偏見にぶつかるだろう。
必要に応じて何年でも何十年でも、私が下に説明することを社会が受け容れられるほど進歩するまで、お前にこの手紙を守ってもらいたい。
現段階では、科学がその正式な説明を発見していない、ある極めて強力な力がある。それは他のすべてを含みかつ支配する力であり、宇宙で作用しているどんな現象の背後にも存在し、しかも私たちによってまだ特定されていない。
この宇宙的な力は愛だ。
科学者が宇宙の統一理論を予期したとき、彼らはこの最も強力な見知らぬ力を忘れた。
愛は光だ。
それは愛を与えかつ受け取る者を啓発する。
愛は引力だ。
なぜならある人々が別の人々に惹きつけられるようにするからだ。
愛は力だ。
なぜならそれは私たちが持つ最善のものを増殖させ、人類が盲目の身勝手さのなかで絶滅するのを許さないからだ。
愛は展開し、開示する。
愛のために私たちは生き、また死ぬ。
愛は神であり、神は愛だ。
この力はあらゆるものを説明し生命に意味を与える。これこそが私たちがあまりにも長く無視してきた変数だ。
それは恐らく、愛こそが人間が意志で駆動することを学んでいない宇宙の中の唯一のエネルギーであるため、私たちが愛を恐れているからだろう。
愛に視認性を与えるため、私は自分の最も有名な方程式で単純な代用品を作った。
「E = mc2」の代わりに、私たちは次のことを承認する。
世界を癒すエネルギーは、光速の2乗で増殖する愛によって獲得することができ、愛には限界がないため、愛こそが存在する最大の力であるという結論に至った、と。
私たちを裏切る結果に終わった宇宙の他の諸力の利用と制御に人類が失敗した今、私たちが他の種類のエネルギーで自分たちを養うのは急を要する。
もし私たちが自分たちの種の存続を望むなら、もし私たちが生命の意味を発見するつもりなら、もし私たちがこの世界とそこに居住するすべての知覚存在を救いたいのなら、愛こそが唯一のその答えだ。
恐らく私たちにはまだ、この惑星を荒廃させる憎しみと身勝手さと貪欲を完全に破壊できる強力な装置、愛の爆弾を作る準備はできていない。
しかし、それぞれの個人は自分のなかに小さな、しかし強力な愛の発電機をもっており、そのエネルギーは解放されるのを待っている。
私たちがこの宇宙的エネルギーを与えかつ受け取ることを学ぶとき、愛しいリーゼル、私たちは愛がすべてに打ち勝ち、愛には何もかもすべてを超越する能力があることを確信しているだろう。
なぜなら愛こそが生命の神髄だからだ。
私は自分のハートの中にあるものを表現できなかったことを深く悔やんでおり、それが私の全人生を静かに打ちのめしてきた。恐らく謝罪するには遅すぎるが、時間は相対的なのだから、私がお前を愛しており、お前のお陰で私が究極の答えに到達したことを、お前に告げる必要があるのだ。
あなたの父
アルベルト・アインシュタイン
感謝を!
社員に感謝を伝えよう。「いつもありがとう」
友に感謝を伝えよう。「ありがとう!」
家族に感謝を伝えよう。「ありがとう」
まわりに感謝を伝えて、心に光を灯そう。
私たちは言葉を通して、愛を伝えられるのだ。
私たちは、今すぐ、コミュニケーションで誰の心にだって光を灯せるのだ。
だから最初に自分に感謝しよう!
「よくやっているじゃないか!」
「ありがとう」
著者:椎名 規夫(しいな のりお) 住宅・リフォーム販促情報局 代表 株式会社エムディー 代表取締役社長 経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長講演実績:日本郵便(株)、三井住友海上保険会社、中部電力、日本M&Aセンター、(株)船井総合研究所、(株)三洋堂書店、日本創造研究所、(独)教職員支援機構、中央労働災害防止協会:大阪安全衛生教育センター、(財)日本品質保証機構、(福)名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、(社)常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。 ・全国6万社が加盟する中央労働災害防止協会でコミュニケーション研修担当 ・独立行政法人教職員支援機構で全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング研修担当 ・労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当 |