集客の原理原則。成長期の中盤までは販促が有効。しかし、それ以降はマーケティング視点を!

懐かしいモデルでしょ!

販促するほどもうかる時期
販促するほど利益を失う時期

アメリカのマーケティング学者ジェフリー・A・ムーア(Geoffrey A. Moore)が、1991年に著した『Crossing the Chasm(邦題:キャズム)』で提唱しました。

その概要は以下のようなものです。

  • 商品、サービス、企業、あらゆるものにライフサイクルがある。
  • 導入期、成長期、衰退期の長さはほぼ同じ。
  • 利益の80%~85%は、成長期に発生する。
  • 成長期においては、ピークまでは販促とマーケティングの違いは見られない。(※販促したものが勝ち)
  • 成長期のピークを過ぎると、販促はコスト高になり費用対効果が悪化する。ピーク以降は、マーケティング視点をもつ企業が有利になる。

私はこのキャズム理論を勉強していたにもかかわらず、成長期を過ぎて、衰退期に入ったビジネスに販促費をかけてしまった時期がありました。

知識があっても、自分で痛い目に合わないと…

集客の相談を受けると、「成長期のピークを過ぎたビジネスでは、販促は上手くいきません!」と伝えても、素直に実践する人なんていません。

痛い目に合ってみないとね!

広告、販促しても上手くいかないと、誰かの真似をしたくなります。
すると、一時的に上手くいくかもしれません。
もしかすると、まったくダメかもしれません。

動画をご覧ください。

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著者:椎名 規夫(しいな のりお)

住宅リフォームマーケティング情報センター 代表
株式会社エムディー 代表取締役社長
経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長講演実績:日本郵便(株)、三井住友海上保険会社、中部電力、日本M&Aセンター‎、(株)船井総合研究所、(株)三洋堂書店、日本創造研究所、(独)教職員支援機構、中央労働災害防止協会:大阪安全衛生教育センター、(財)日本品質保証機構、(福)名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、(社)常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。
・全国6万社が加盟する中央労働災害防止協会でコミュニケーション研修担当
・独立行政法人教職員支援機構で全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング研修担当
・労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当
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