1年で集客が2倍になったパーソナライズドホームページ
パーソナライズとは?
パーソナライズドホームページとは?
その前に、パーソナライズの意味をおさらいしましょう。
パーソナライズとは、「一人ひとり(person)にあわせて対応する」という意味があります。
集客においては、顧客の属性や興味、趣味嗜好、行動などにあわせて、
最適な情報やサービスを提供することを指しているのです。
これまでのWebマーケティングでは、自社の顧客層を想定し、不特定多数に向けに
情報をホームページで発信していました。
パーソナライズドホームページによる集客は、
一人ひとりの顧客にあわせて発信内容を変えることで、集客を向上させます。
パーソナライズの時代到来!
パーソナライズドホームページが求められるようになった理由は、消費者ニーズの多様化です。
スマートフォンやタブレットの普及、そして社会に情報が氾濫する中、
顧客は自分が求める情報を自分で取りに行く時代になりました。
私たち企業にとっては、同じような情報を発信するだけでは集客できない時代になったのです。
そこで、サイトの構築方法やマーケティング戦略が見直され、
顧客それぞれの趣味嗜好や行動などに基づいて情報提供することが必要になってきたのです。
「BtoB」「BtoC」におけるパーソナライズの違い
自社がターゲットとしている顧客によって、パーソナライズの手法にも違いが出ます。
企業向けである「BtoB」と、個人向けである「BtoC」、
どちらの場合でもパーソナライズドホームページは有効です。
BtoBの場合
『ハーバード・ビジネス・レビュー』に掲載された研究では、
BtoB事業取引の61%はオンライン上で始まり、
企業の顧客の67%が、営業と会う前にWebで購買意思を固めているというデータを出しています。
(出典:Harvard Business Review “The End of Solution Sales”:Harvard Business Publishing社)
それでも企業間取引であるBtoBは個人を対象とするBtoCに比べ、
購買にいたるまで複数人が関わり、契約までの期間が長いといった特徴があります。
2000年代までは見込客の発掘から提案、競合排除、クロージングまで、ベタな営業に頼っていました。
しかし、インターネットの発達した今では、
BtoBにおいても企業の購買ステップや購買行動が変化しました。
そうした中、見込客の発掘、育成といったプロセスで、
Webマーケティングを活用する企業が増えてきたのです。
そこでポイントになるのがパーソナライズ化なのです。
顧客のニーズや検討段階に応じてセグメントし、パーソナライズによって顧客が必要な情報を提供して
信頼関係を向上させて契約数を増やすのです。
BtoCの場合
個人向けBtoCでは、BtoB以上にさまざまな活用方法が考えられます。
一例です。
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今後、最低でも上記のようなパーソナライズドホームページが求められるでしょう。
但し、どんなにパーソナライズ化されたホームページを作っても、
問い合わせが増えるとは限りません。
やはり、問い合わせを増やすには、これまで通りの定番のコンテンツが必要になります。
- ビジネスストーリー
- 社長プロフィール
- USP
- 顧客の検索体験を満足させるコンテンツ
- 会社案内
- 社員紹介
これらが充実していないと反響を得ることは難しくなります。
著者:椎名 規夫(しいな のりお) 住宅・リフォーム販促情報局 代表 株式会社エムディー 代表取締役社長 経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長講演実績:日本郵便(株)、三井住友海上保険会社、中部電力、日本M&Aセンター、(株)船井総合研究所、(株)三洋堂書店、日本創造研究所、(独)教職員支援機構、中央労働災害防止協会:大阪安全衛生教育センター、(財)日本品質保証機構、(福)名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、(社)常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。 ・全国6万社が加盟する中央労働災害防止協会でコミュニケーション研修担当 ・独立行政法人教職員支援機構で全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング研修担当 ・労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当 |