難しいよね!まわりの『やる気』を引き出す方法!
先日の定例会で、「社員の『やる気』を引き出すコミュニケーションが知りたい」とのご要望があり、関連する情報を提供しました。
以前お伝えした通り、『やる気』の三要素は次の通りです。
- 関係性:他者とのつながりや、職場における良好な人間関係がモチベーションに影響を与える要素
- 自主性:自己主導で意思決定を行うことができるという感覚が、やる気を高める
- 修養(強み・価値観):自分の強みや価値観を活かし、成長できると感じることがモチベーションに寄与する
すると、建築会社のクライアントさんに「椎名さん、難しい!」と言われました。
慣れていないと難しいですよね。
私にしてみれば、「家を建てることの方が難しい。難しいという境地にもなれない」と感じています。
人が日常で当たり前にしているコミュニケーションですが、学んだ経験がある方は少ないと思います。
だから、私の話を聞いたり、専門書を読んだりしただけでは、腑に落ちないですよね。
相手の「やる気」を引き出したり、コミュニケーションすることは難しいですよね。
私がコミュニケーションと心理を学び始めてから25年。
やっと、自分の感情をコントロールして、言葉を紡げるようになりました。
25年で、ヨチヨチ歩きです。(笑)
でも、もっと難しいことがあります。
それは、過去の成功体験を手放すことです。
特に、他社の成功事例を取り入れて成功させようとするビジネスモデルが難しいです。
集客に関しては、自社の強みを活かしたオリジナルが重要です。
他社の真似をするということは、ライバル会社も真似ができるということです。
自社の強みを見つけましょう。
著者:椎名 規夫(しいな のりお)
住宅リフォームマーケティング情報局 代表 株式会社エムディー 代表取締役社長 経歴:社団法人取手青年会議所 1999年理事長講演実績:日本郵便(株)、三井住友海上保険会社、中部電力、日本M&Aセンター、(株)船井総合研究所、(株)三洋堂書店、日本創造研究所、(独)教職員支援機構、中央労働災害防止協会:大阪安全衛生教育センター、(財)日本品質保証機構、(福)名古屋市社会福祉協議会、東京都教育委員会指定道徳授業地区公開講座、川口市労使講座、長野商工会青年部、静岡県清水建設業協会青年部、千葉県宅地建物取引業協会松戸支部研修、(社)常総青年会議所コミュニケーション研修など、多数。 ・全国6万社が加盟する中央労働災害防止協会でコミュニケーション研修担当 ・独立行政法人教職員支援機構で全国の小・中、高等学校の教員向けコーチング研修担当 ・労働基準監督官(国家公務員)合同研修でメンタルトレーニング・コミュニケーション技術担当 |