諸行無常
最近、お会いする仲間たちから、うれしいメッセージをいただくようになった。
「プロタ??ズと競合して連戦連勝です!」
「ライバルより20万から50万円高くても受注しています!」
「Web広告費“0”円で月間無料見積もり数30件!」
集客 & 営業、仕組みが大成功している会社です。
集客には波があります。
・集客ツールの波
・顧客層の波
・季節の波
そして、業績にも波があります。
良い時もあれば、そうでない時もあります。
過去の成功を手放す勇気
一度も集客で成功した経験が無い方は、下請け業者として生き残るしかないかもしれません。
しかし、成功経験がある方は、
元請けとしての旨味が染みついているので、自社集客に熱中します。
ところが、集客の成功は、長く続くことはありません。
そして、定期的に集客できなくなるのです。
それは、新興勢力の会社、老舗の会社、どちらも同じことです。
老舗の会社は、一般的にOB客のリピートと紹介で経営が成り立っていました。
しかし、リピートと紹介の仕組みを強化しなかったので、緩やかに業績が低迷しました。
ゆでガエル現象です。
一定の時期だけ集客に成功した新興勢力は、リピートと紹介だけでは経営が不可能です。
だから、常に新しい集客方法に敏感でなければなりません。
しかし、成功の上に胡坐をかいてしまうのです。
胡坐をかいている状態が長ければ、世の中の変化に付いていけなくなってしまいます。
世の中の変化に気づければ、集客の仕組みを改善することができます。
しかし、成功したやり方を手放すには、勇気が必要です。
集客で成功していた会社が低迷していく一番の理由は、成功していた集客手段を手放せずに、
変化する集客手段への対応が遅れるからです。
そうです。
成功を邪魔するものは、集客手段の変化への未対応と、
過去の成功パターンが手放せないことです。
一定期間、ある集客法で成功してしまうと、
「時代遅れかな?」と分かっていても執着してしまうものです。